主に自動車道に用いられる比較的大型、輪荷重対応タイプになります。
ステンレス製で長寿命、荷重の掛からない箇所は薄型にて製作し軽量、低コストを実現しています。
グレーチング仕様で異なった形状は①-F. その他製作事例のご紹介(排水桝補修図/歩掛例含む)も合わせてご覧下さい。

TSステンレス排水桝では、ステンレス目皿仕様グレーチング仕様(SS400めっき)をご用意しています。
輪荷重への対応が必要な場合、基本はグレーチング仕様です。(グレーチングのベースプレート部が床版上に載る設計となっています)こちらに掲載の形状もあくまで一例となります。

複雑な形状をご希望の場合や、過去事例等から案を聞いてみたい等ありましたら、先ずはお気軽にお問い合わせください。

①-C1.TSDR-GH/GT
標準的な形状例

仕様・絶縁につきましてはこちら
絶縁詳細につきましてはこちら

パイプ中央の例

パイプ地覆側寄せの例

パイプ偏芯の例

・水抜孔のサイズ、形状、位置、数等ご指定いただけます。
・アンカーバー → 耐電食加工、ねじ込みによる着脱式、向きの指定可能
・偏芯の大きなものが必要な場合、先ずはご相談ください。状況をお伺いし、場合によっては異なる形状含めご提案いたします。

①-C1-1. 新設橋設置時
写真例

設置-コンクリート打設 例①

水抜孔が防水層のにある例
(こちらの場合が多数です)

水抜孔の形状・サイズ・位置等柔軟に対応可能

設置-コンクリート打設 例②

水抜孔が防水層のにある例
打設後、ホースを抜き水路を設けます。

箱抜きによる設置 例

※写真は事前のサイズ確認時で清掃前の状態です。

①-C2.その他(比較的小型のもの)
形状例

底面フラットなタイプ

補修工事に多い仕様→こちら

床板を貫通せず、既設管に挿し込むタイプ

補修工事に多い仕様→こちら

①-C3.製品 製作 事例

①-C3-1. 鋼床版への製作・設置事例

絶縁詳細につきましてはこちら

①-C3-2. 管(流末)部を二重構造とした
排水桝の製作例

二重構造とすることで型枠にパイプを通すための孔が不要となる、型枠の再利用が可能になるといったメリットがあります

①-C3-3. 点検および
清掃一体型排水桝の製作例

①-C3-4. ステンレスグレーチング仕様の
製作・設置事例

通常のSS400めっき製より高価ですが、塩害の多い環境等におすすめです(その他 SGめっきを施したグレーチングもご提案可能です)

①-C3-5. 流水断面拡大型排水桝の
製作・設置事例

ロート(ホッパー)部の偏芯が大きい場合でも、
当社の通常仕様より流水(通水)断面が確保できます

※写真の白い箇所は密着防錆材を塗布。密着防錆材はこちら

当社の通常形状仕様では、偏心が大きい場合、流水断面が狭くなることがあります。(赤丸箇所)

①-C3-6. その他形状製作例

角パイプとした仕様

地覆部にカバーのある仕様

横断方向に長い仕様


様々な形状で製作可能

①-C4.自在勾配排水桝
「まがるくん」(TSDR-GM)

仕様
○ ロート(ホッパー)下部のパイプ部分に全方位転換可能なジョイント構造をもち、上面と接続管中心の鉛直線との角度を自由に設定できる。
○ ステンレス(SUS304)を使用している。(グレーチングはSS400めっき)

特徴・メリット
○ 橋梁舗装面の縦断勾配、横断勾配に自在に適応可能である。排水桝周辺の舗装面に余分な段差が発生しないため、車両の通行に支障とならない。
○ 材質にステンレス(SUS304)を採用しているため腐食に対して耐久性がある。冬季橋面の凍結防止に使用される塩化カルシウム等の薬品による腐食に強い。
○ 軽量(既製品の1/5)である。人力による設置が可能。施工費の低減と安全性の向上を図れる。

※2014年10月でNETIS掲載期間が終了しています。掲載時NETIS番号 CB-050015-V

横断方向へ調整設置イメージ

※写真の白い箇所は密着防錆材を塗布。密着防錆材はこちら

自在勾配排水桝 まがるくん