①-H: 補修図参考 /
排水桝おすすめオプション
①-H1. 補修 設置工事
写真例
①鉄筋探査
②床版、地覆カッター
③床版、地覆斫り
④斫り完了
⑤コアドリル
⑥コア抜き完了
⑦排水桝設置
⑧無収縮モルタル打設
⑨排水桝設置完了
①-H2. 補修図、歩掛参考例
①‐H2-1. 補修図 一例
①‐H2-2. 歩掛 一例
①-H3. TSステンレス排水桝
おすすめオプション(他社製)
①‐H3-1. 排水桝とコンクリートの付着力向上対策
→ 密着防錆剤を塗布
未使用のイメージ例
赤点線の箇所に隙間が発生することがある
課題:
鋼材や樹脂とコンクリートの界面は、はく離が起きやすく、隙間から遊離石灰や浸水、滞水が発生することがある。
これにより桝の損傷のみならず他の部分への汚損の原因となる。
「鋼・コンクリート密着防錆剤」使用例
赤点線の箇所が密着し漏水、滞水を抑えられる
対策:
’TSステンレス排水桝’と’コンクリート’との界面の密着向上が可能となる「鋼・コンクリート密着防錆剤」を使用し、排水桝とコンクリート床版の境界部の剥離を防止軽減し漏水・遊離石灰の発生を抑えることが可能です。
傷んでいる例
※道路橋の定期点検に関する参考資料(2013年度版)国総研資料 第748号より
密着防錆剤塗布例
※白い箇所が塗布した箇所
設置後の対策が困難な場所です。
事前の対策をおすすめします。
密着防錆剤について
瀧上工業株式会社「タフコネクト」を使用 NETIS CB-200005-A
特徴
- コンクリートの引張強度に相当する付着力
- 排水桝に塗布した状態でのお届けで現場での追加作業は不要。(コンクリート打設時で効果が発生) ※補修工事等でエポキシやシール使用時に密着効果は発生しませんがそのまま使用は可能です
引張付着試験 塗布後15日経過
付着応力(N/㎟) | |
密着防錆剤使用時 | 2.35 |
S21-5. (密着防錆剤)タフコネクト塗布
①‐H3-2. グレーチング取付ボルトを上向き
+保護キャップ付
問題点について
通常のグレーチング仕様時
ボルト取付方法と問題点
上向きボルトで保護キャップ無の場合
懸念事項
常にねじ山が露出した状態になり、劣化や破損が懸念される
ボルト上向き、保護キャップ付きのメリット
●ボルト上向き
施工性の向上
ボルト取付の為の桝本体下面の袋ナットが不要となり従来必要であった床版の斫りが不要
グレーチング着脱時の不安軽減
袋ナットが無い為、着脱の際にねじ山の中へ砂や泥が入ることが無くなる
●保護キャップ付き
劣化防止
ねじ山が露出されない為、劣化や破損の懸念が軽減される
保護キャップについて ※カタログより引用
共和ゴム株式会社「まもるくん」を使用 NETIS KK-190041-A
S21-3. まもるくん(共和ゴム製)使用