八王子南バイパス 大船寺田高架橋 / 東京都 / 新設 / 排水管 あとからフレキ(管接続部)

・発注者/自治体:関東地方整備局 相武国道事務所
・排水装置納入日:2024.03-2025
・撮影日:2026.10 ※供用前

施工概要(橋梁排水)

八王子南バイパス 大船寺田高架橋 / 東京都 において実施した、橋梁排水の新設工事に関する施工事例です。

  本施工事例は、橋梁新設工事の一環として、当社TSステンレス排水装置「高気密ステンレス排水管」「TSあとからフレキ」を採用いただいた事例となります。
  橋梁新設(上部工工事)における排水装置の設置や、詳細(新設)設計において排水装置を検討されている現場担当者・設計者・建設コンサルタントの皆様に向けた参考資料として、設置後の現場写真に加え、参考図面や施工時の写真等をご紹介します。
  製品に関するお問い合わせ、図面のご希望、作図のご依頼等は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

橋梁排水 工法について

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排水管 横引、フレキシブルチューブ接続にあとからフレキ使用

橋梁補修工事に伴う床版排水材からの導水・横引排水管の設置

課題・問題点:
床版排水材からの横引きを、細い導水管ではなく維持管理性に配慮した排水管で行いたい

床版排水材からの排水は、25A~40A程度の細い導水管で横引きし、メインの排水管へ接続する方法が多く採用されています。

横引排水の課題・考え方を見る

細い導水管による長い横引きは、土砂や異物による詰まりや滞水が生じやすく、寒冷地では滞水部の凍結によって接続部等が破損する要因となる場合があります。
 
そのため、床版排水材からの排水についても、フレキシブルチューブや細い導水管を長く横引きするのではなく、通水断面の大きな排水管で横引きする方法があります。
 
本現場では、この考え方をもとに床版排水材からの横引き排水についても、ステンレス排水管を使用する構成としています。

対策内容:
床版排水材からの横引きにスパイラル直管 φ102を使用

床版排水材からの横引き部には、25A~40A程度の細い導水管ではなく、スパイラル製法によるステンレス直管 φ102を使用しています。

大口径排水管を使用するメリットを見る

横引部の管径を大きくすることで、細い導水管と比較して通水断面を確保でき、詰まりや滞水のリスクを低減しやすくなります。
 
また、寒冷地では滞水部の凍結による破損リスクを抑えるうえでも、大きな通水断面を確保することは維持管理上のメリットがあります。
 
当社では、長い直管部に比較的低コストで製作できるスパイラル管を使用することで、大口径化によるコストアップを抑えながら提案しています。
 
同様の事例は → こちら

接続方法:
「あとからフレキ管接続部」で床版排水材の直下に接続位置を設定

横引排水管へのフレキシブルチューブ接続には「あとからフレキ管接続部」を使用し、床版排水材の直下に近い位置へ接続部を設けています。

あとからフレキ管接続部の特徴を見る

通常、フレキシブルチューブを接続するサヤ管を排水管と工場で一体製作すると、接続位置も製作時に決める必要があります。
 
「あとからフレキ管接続部」は、現地で排水管の必要な位置へ取り付けることができるため、床版排水材や排水管の実際の設置位置に合わせて接続位置を調整できます。
 
これにより、床版排水材からフレキシブルチューブをできるだけ鉛直に落として接続しやすくなり、フレキの横引きや大きな曲がりを少なくすることができます。
 
フレキシブルチューブのたるみや横引きによる逆勾配を抑えやすく、詰まりや滞水の防止にもつながります。
 
支持金具や排水管の接続部と干渉する場合には多少位置を調整する必要がありますが、作図段階から接続位置と支持位置を合わせて検討することで対応します。
 
他の「あとからフレキ管接続部」の事例は → こちら

床版排水材から流末まで、維持管理性と施工性を考慮した排水経路をご提案

床版排水材からの導水についても、管径、横引方法、フレキシブルチューブの接続位置、支持方法まで含めて排水経路全体を検討します。

提案できる内容を見る

床版排水材からの排水では、必要流量だけでなく、詰まりや滞水、寒冷地での凍結、清掃・維持管理、設置スペースなどを考慮して導水方法を検討することが重要です。
 
当社では、細い導水管による横引きだけでなく、本事例のようにステンレス排水管を使用した横引きや、「あとからフレキ管接続部」を利用して床版排水材の直下に近い位置から鉛直にフレキを接続する方法などをご提案しています。
 
また、排水管の径・製法、支持金具の位置、排水桝や床版排水材との取り合いまで含め、現場条件や設計上のご要望に応じた形状の提案・作図・製作を行っています。
 
「床版排水材からの排水を細い管ではなく大きな排水管で横引きしたい」「フレキシブルチューブをできるだけ鉛直に接続したい」といった場合も、お気軽にお問い合わせください。


メインサイトで関連する形状・製作例を見る(床版排水材からの導水管のご提案)

※三次元CADデータは、構造や納まりの説明を目的として作成した参考モデルです。実際の現場とは形状・寸法が異なる場合があり、一部の構造を簡略化している場合があります。

現場・設置写真

高気密ステンレス排水管 TSあとからフレキをご採用頂きました。

床版排水材からの導水をφ100(102)の横引き管で導水しています。従来は25A等の細めの配管にて横引導水を行っていますが径を大きくすることで詰まり等を防ぎやすくなります。また当社のスパイラル直管の使用でコストメリットも期待できます。
上記紹介ページはこちらにて。

フレキシブルチューブとの接続箇所は「TSあとからフレキ 管接続部」
TS-FTL-S(排水管用後付けサヤ管一体バンドになります)を使用。工場製作のさや管一体排水管との比較では位置決めが現地で可能となるメリットがあります。

東京都八王子市の大船町から寺田町を結ぶ、国道20号八王子南バイパス上の高架橋に排水装置を採用頂きました。

(近似)製品写真、イメージ、図面

排水管 横引、フレキシブルチューブ接続にあとからフレキ使用

参考:調査時等、施工・補修前写真
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