寺久保大橋 / 長野県 / 補修 / 排水桝 排水管

・発注者/自治体:長野県 佐久建設事務所
・排水装置納入日:2017.06
・撮影日:2020.11

施工概要(橋梁排水)

寺久保大橋 / 長野県 において実施した、橋梁排水の補修工事に関する施工事例です。

  本施工事例は、橋梁補修工事の一環として、当社TSステンレス排水装置「TSステンレス排水桝」「高気密ステンレス排水管」を採用いただいた事例となります。
  橋梁補修における排水装置の更新や、補修(保全・維持管理)設計において排水装置を検討されている現場担当者・設計者・建設コンサルタントの皆様に向けた参考資料として、設置後の現場写真に加え、参考図面や点検・調査時・施工時の写真等をご紹介します。
  製品に関するお問い合わせ、図面のご希望、作図のご依頼等は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

橋梁排水 工法について

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橋梁補修工事に伴う排水桝・角型排水管の更新

課題・問題点:
PC桁の既設排水桝を活かし、新たなコア削孔を行わずに排水装置を更新

本現場では、PC桁内を貫通する既設排水桝を利用し、新たに床版をコア削孔することなく、既設排水桝の内部へ新しい排水桝を挿し込む方法で更新しました。

既設構造・補修条件を見る

既設排水桝の流末部は角管となっており、PC桁内で直線ではなくクランクした形状で設置されていました。
 
そのため、新設する排水桝についても、既設管内へ挿し込みながら同じ排水経路を通すことができるクランク形状とする必要がありました。
 
既設排水桝を撤去して新たに貫通孔を設けるのではなく、既設の排水経路を利用することで排水装置を更新しています。

対策内容:
既設角管内へ挿し込めるクランク角管一体型の排水桝を製作

既設排水桝のクランク形状に合わせ、新設排水桝にも角管のクランク部を一体製作し、橋面側から既設管内へ挿し込んで設置しています。

挿し込み形状・施工方法を見る

新設排水桝は橋面側から既設角管内へ挿入するため、既設管の内寸法やクランク部の形状を考慮し、新設側の角管外形を小さく設定しています。
 
これにより、挿入途中で既設管内面やクランク部に干渉しにくい施工クリアランスを確保しながら、既設の排水経路に沿って設置できる形状としています。
 
排水桝を所定位置まで挿し込んだ後は、新設管と既設管との隙間にグラウト材を充填して納めています。

排水管との接続・支持:
角型排水管をボルト接続し、2組の支持金具で固定

排水桝の流末部には角型排水管を接続し、既設構造に合わせて排水経路を構成しています。

排水管・支持方法を見る

排水桝と角型排水管の接続部は、2箇所のボルト締めによる接続構造としています。
 
排水管は2組の支持金具を使用して固定し、排水桝から流末まで安定して導水できるよう設置しています。
 
当社では排水桝本体だけでなく、その先の角型排水管や支持金具についても、既設構造や排水経路に合わせて提案・製作しています。

クランク角管の寸法・角度まで、1基ごとに現場条件へ合わせて製作

角管は既製品の寸法に限定せず、板材から曲げ加工・溶接して製作するため、縦横寸法やクランク角度を既設構造に合わせて設定できます。

角管製作・形状変更について見る

本事例のようなクランク角管一体型の排水桝についても、既設管の内寸法、曲がり位置、角度、必要な排水断面などを確認しながら、1基ごとに作図・製作することが可能です。
 
一般的な既製の角形鋼管では、あらかじめ決められた縦横寸法から選定する必要がありますが、当社のステンレス角管は板材を曲げ加工・溶接して製作するため、設置スペースや既設管寸法に合わせて縦横比を設定できます。
 
また、排水用途の角管はt=2mmを基本として製作しており、同じ外形寸法の一般的な既製角形鋼管と比較した場合、板厚条件によっては内空寸法・排水断面をより確保しやすいことも特徴です。
 
排水桝だけでなく、角型排水管、接続部、支持金具まで含め、既設構造を活かした排水装置の更新について、現場条件に応じた形状の提案・作図・製作を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。


※ CAD(二次元)準備中 → ご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。

※三次元CADデータは、構造や納まりの説明を目的として作成した参考モデルです。実際の現場とは形状・寸法が異なる場合があり、一部の構造を簡略化している場合があります。

現場・設置写真

TSステンレス排水桝をご採用頂きました。
高気密ステンレス排水管(角管仕様)をご採用頂きました。

角管付きの排水桝と角型排水管をボルトで接続しています。

橋面より撮影。落葉の時期であり落葉を払い撮影しています。

上部工形式は、PC単純T桁橋になります。※隅切り含む拡幅部上部工形式は、RC単純T桁橋になります。

佐久市 県道482号 大木浅田切線にある橋梁に排水装置を採用頂きました。

(近似)製品写真、イメージ、図面

参考:調査時等、施工・補修前写真

施工時

施工時

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