久下橋 / 広島県 / 補修 / 排水桝(地覆横引)

・発注者/自治体:広島市
・排水装置納入日:2024.04
・撮影日:2025.12

施工概要(橋梁排水)

久下橋 / 広島県 において実施した、橋梁排水の補修工事に関する施工事例です。

  本施工事例は、橋梁補修工事の一環として、当社TSステンレス排水装置「TSステンレス排水桝(地覆横引)」を採用いただいた事例となります。
  橋梁補修における排水装置の更新や、補修(保全・維持管理)設計において排水装置を検討されている現場担当者・設計者・建設コンサルタントの皆様に向けた参考資料として、設置後の現場写真に加え、参考図面や点検・調査時・施工時の写真等をご紹介します。
  製品に関するお問い合わせ、図面のご希望、作図のご依頼等は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

橋梁排水 工法について

3Dモデルを読み込んでいます…


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橋梁排水装置の図面、CADイメージ図面です

TSDR-SSD

橋梁補修工事に伴う地覆横引排水装置の設置

課題・問題点:
地覆高さがほとんどなく、通常の横引管を埋設するスペースを確保できない

本現場では地覆高さがほとんどないため、一般的な地覆横引排水管のように、横引管の上部へ必要なコンクリート被りを確保して埋設することが難しい条件となっていました。

地覆高さ・設置条件を見る

地覆横引排水では、地覆高さが不足する場合に、横引管の位置を地覆天端側まで高くして必要な納まりを確保する方法があります。
 
しかし本現場では、
地覆自体の高さがほとんどないため、管を地覆内へ納めるのではなく、地覆高さに合わせて開放された樋形状とする方法を採用しました。
 
地覆横引部を樋とすることで、限られた高さの中でも排水経路を確保しています。

対策内容:
TSDR-SSDをベースに、横引部を樋形状として製作

横引部と鉛直部を分離できる「TSDR-SSD」をベースとし、本現場では地覆高さに合わせて横引部を管ではなく樋形状として製作しました。

TSDR-SSD・樋形状の特徴を見る

TSDR-SSDは、地覆を横引きする部分と橋梁外側の鉛直部を分離した構造となっており、施工時に横引部の角度や位置を調整しやすいことが特徴です。
 
鉛直部には横引部を受け入れるための比較的大きな開口を設けており、横引管を鉛直部へ差し込むことで排水を受ける構造となっています。
 
そのため、本現場のように横引部を樋形状へ変更した場合でも、樋から丸管・角管へ複雑な変換部を設ける必要がなく、樋の流末を鉛直部の開口内へ納めることで導水することができます。
 
また、横引部と鉛直部が分離しているため、地覆の横引長さに多少の違いがある場合にも、鉛直部との位置関係を調整しながら設置することができます。

樋形状とすることで、排水状態の確認・清掃もしやすい構造に

横引部を開放された樋形状とすることで、排水経路の状態を目視で確認でき、土砂や異物が堆積した場合にも清掃しやすい構造となっています。

樋形状の特徴・設置時の注意点を見る

埋設された横引管と異なり、樋形状では内部の状態を直接確認できるため、堆積物などがあった場合にも確認・清掃を行いやすくなります。
 
一方で、地覆天端付近に樋を設ける場合は、樋部分が周囲より高くなるなど段差が生じる場合があります。
 
そのため、歩行者や自転車等が通行する位置へ設置する場合には、通行動線や周辺構造との関係を確認したうえで形状・設置位置を検討する必要があります。
 
本事例のように、地覆高さや高欄との位置関係など、現場条件を確認しながら適した納まりを検討します。

地覆高さ・横引形状・鉛直部の接続方法まで現場条件に合わせてご提案

地覆横引排水では、地覆高さやコンクリート被り、横引距離、鉛直部との位置関係などに応じて、横引管の高さや形状を変更することが可能です。

形状変更・参考オプションを見る

地覆高さが不足する場合には、横引管を地覆天端付近まで高くしてコンクリート被りを確保する方法や、本事例のように横引部を樋形状とする方法など、現場条件に応じて納まりを検討します。
 
また、TSDR-SSDの分離構造を利用することで、横引部を丸管・角管・樋などの形状とし、鉛直部側で排水を受ける構成についても検討することができます。
 
なお、本ページの3Dモデルでは参考オプションとして、コンクリートとの境界部からの浸水対策を想定した密着防錆材の塗布イメージも表現しています。本現場で実際に採用した仕様ではありませんが、地覆天端付近に排水装置が露出し、コンクリートとの境界部からの水の浸入が懸念される場合に検討できる対策の一例です。
 
地覆高さ、横引距離、清掃方法、鉛直部との接続方法などを確認しながら、現場条件に応じた排水装置の提案・作図・製作を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。


メインサイトで関連する形状・製作例を見る(地覆レベル合わせ設置例)
※ CAD(二次元)準備中 → ご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。

※三次元CADデータは、構造や納まりの説明を目的として作成した参考モデルです。実際の現場とは形状・寸法が異なる場合があり、一部の構造を簡略化している場合があります。

現場・設置写真

TSステンレス排水桝(地覆横引)をご採用頂きました。

分離式の地覆横引 TSDR-SSD になります。
写真の横引樋箇所はFRPですが現在はSUS304でのご提案となります。

地覆の高さが無く、横引箇所埋設・管形状ではなく樋形状としております。

TSDRSSDは多少地覆横引の長さが地覆と異なっても鉛直管内での調整可能です。

地覆高に合わせ樋形状として地覆横引管を設置しています。

広島市 市道佐伯1区235号線 八幡川 に架かる橋梁に排水装置を採用頂きました。

(近似)製品写真、イメージ、図面

橋梁排水装置の図面、CADイメージ図面です

TSDR-SSD

参考:調査時等、施工・補修前写真
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