矢筈高架橋 / 長野県 / 補修 / 排水管
・発注者/自治体:中部地方整備局 飯田国道事務所
・排水装置納入日:2022.03
・撮影日:2023.12
矢筈高架橋 / 長野県 において実施した、橋梁排水の補修工事に関する施工事例です。
本施工事例は、橋梁補修工事の一環として、当社TSステンレス排水装置「高気密ステンレス排水管」を採用いただいた事例となります。
橋梁補修における排水装置の更新や、補修(保全・維持管理)設計において排水装置を検討されている現場担当者・設計者・建設コンサルタントの皆様に向けた参考資料として、設置後の現場写真に加え、参考図面や点検・調査時・施工時の写真等をご紹介します。
製品に関するお問い合わせ、図面のご希望、作図のご依頼等は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
長野県の矢筈高架橋において、橋梁耐震補強工事に伴う既設排水管の撤去およびステンレス排水管への更新を行いました。既設SGP排水管の腐食や耐震補強部材との干渉に対応し、上部工から橋脚下部、河川への導水部まで、現場条件に合わせて排水経路を構成しています。
※本工事は複数の工程に分けて実施されているため、掲載写真の撮影時期および施工順序が前後している場合があります。
橋梁耐震補強工事に伴う既設排水管の撤去・更新
矢筈高架橋では、橋梁耐震補強工事に伴い、既設排水管の一部を撤去し、当社の「高気密ステンレス排水管」へ更新しました。
落橋防止対策として設置された鋼製ブラケット周辺では、既設排水管と補強部材が干渉するため、排水経路を現場条件に合わせて見直す必要がありました。
また、既設のSGP排水管には、箇所によって腐食や孔食が確認されました。そのため、上部工排水管の横引き合流部付近から橋脚下部までを対象として、既設管を撤去し、ステンレス排水管へ交換しました。
※写真は該当箇所を撤去した状態です。
既設SGP排水管の腐食状況と更新範囲
既設SGP排水管には腐食および孔食が確認されたため、対象区間をステンレス排水管へ更新しました。
既設管の状態、耐震補強部材との取り合い、既存の排水経路を確認したうえで、既設SGP管の横引き合流部付近から下流側を、当社の高気密ステンレス排水管へ更新しました。
※写真は撤去した既設SGP排水管。管表面の腐食が進行し、一部には孔食が確認されました。
既設SGP管とステンレス排水管の接続
既設SGP管の横引き合流部付近にあるフランジ接続部から、当社の高気密ステンレス排水管へ切り替えています。
接続部は、
既設フランジ付きSGP管
↓
絶縁用パッキンを介したフランジ接続
↓
フランジ付き高気密ステンレス排水管
↓
伸縮管
↓
高気密ステンレス排水管
という構成です。
異種金属接続部の絶縁対策
SGP管とステンレス排水管の接続部には、EPDM製パッキンおよび絶縁対策を施したボルト類を使用し、異種金属の接触による電食を抑える納まりとしています。
異種金属接続部の絶縁方法については、次の製品紹介ページをご覧ください。
→ SGP管・SS400部材とステンレス排水管を接続する場合の絶縁方法
ステンレス排水管の施工手順
排水管の設置は、上部工の上流側から橋脚躯体に沿う鉛直配管部分まで、足場にて順次施工しました。
施工位置の墨出しを行った後、アンカー孔を削孔し、あと施工アンカーを施工しました。その後、支持金具を取り付け、排水管を設置しています。
上部工から橋脚鉛直部までの施工
上部工下面では、既設排水管、耐震補強用の鋼製ブラケットおよび周辺部材との取り合いを確認しながら、横引き配管を設置しました。
排水管は、既設構造物との干渉を避けるため、現場条件に合わせた曲管および分岐管を使用して配管しています。
橋脚フーチングから河川への導水
その後、排水管をフーチング側面に沿って鉛直方向へ立ち下げ、河川へ円滑に導水する排水経路としています。
現場の地形および橋脚基礎の形状に合わせて配管経路を設定することで、橋面からの排水を河川まで確実に導く納まりとしました。
橋脚躯体からフーチング天端、フーチング側面へと排水経路を連続させ、周辺地盤への排水を避けながら河川へ放流する納まりとしています。
本工事では、既設排水設備および耐震補強部材との取り合いに合わせて製作した、高気密ステンレス排水管を採用いただきました。
当社では、橋梁の新設・補修を問わず、既設構造物との干渉、限られた設置空間、異種管との接続、複雑な排水経路など、現場ごとの条件に合わせた排水管の設計・製作に対応しています。
→ 高気密ステンレス排水管の製品紹介
→ 橋梁補修工事における排水管の施工事例を探す
→ 排水経路・納まりについて相談する
メインサイト 排水装置 TOPページ へ
カタログ ダウンロードページ へ
実績表(都道府県毎等)ダウンロードページ へ
CAD図全般 ダウンロードページ へ
※標準の図面例になります
| 保全 | 維持管理 | TS伸縮管 | フランジ接続 |
| 基礎へ金具(フーチング) | |||
| チョイス |
- カテゴリー
- 橋梁用 ステンレス排水装置
- A. 設置 地域
- A.04-1 長野県、A.04 中部
- B. 施主(自治体)
- B.01 国
- C. 工事種別
- C.02 補修工事(耐震 補強)
- D. 橋梁種別
- D.02 PC橋(コンクリート橋)
- E. 製品種別
- E.04 高気密ステンレス排水管
- F. パイプ 形状
- F.01 丸管
- G. 金具特記
- G.01 ステンレス、G.02 SS400めっき
- H. 経過年数
- H.02 2~5年


















