和佐川橋 / 滋賀県 / 補修 / 天板プレート (NETIS)

・発注者/自治体:近畿地方整備局 滋賀国道事務所
・排水装置納入日:2023.06
・撮影日:2026.06

施工概要(橋梁排水)

和佐川橋 において実施した、橋梁排水の補修工事に関する施工事例です。

  本施工事例は、橋梁補修工事の一環として、当社TSステンレス排水装置「天板プレート一体型排水装置」を採用いただいた事例となります。
  橋梁補修における排水装置の更新や、補修(保全・維持管理)設計において排水装置を検討されている現場担当者・設計者・建設コンサルタントの皆様に向けた参考資料として、設置後の現場写真に加え、参考図面や点検・調査時・施工時の写真等をご紹介します。
  製品に関するお問い合わせ、図面のご希望、作図のご依頼等は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

橋梁排水 工法について

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橋梁補修工事に伴う受樋一体型排水装置の設置

課題・問題点:
添架管等との干渉により、既設排水桝直下での排水・固定スペースが限られる

既設排水桝の流末付近には添架管や鋼製部材等があり、通常の形状で排水管を下向きに延長したり、排水装置本体をアンカー固定したりすることが難しい条件となっていました。

既設構造・設置上の課題を見る

既設排水桝の流末と添架管との間には十分なスペースがなく、そのまま鉛直方向へ排水管を設置することができませんでした。
 
また、既設排水桝の直下となる受樋部分では、アンカーを削孔・打設するための作業スペースを確保することも難しい条件でした。
 
そのため、排水経路だけでなく、排水装置をどの位置で、どのように固定するかを含めて納まりを検討する必要がありました。

対策内容:
既設排水桝を受樋で覆い、角管で横引きして干渉物を回避

既設排水桝の流末を覆う受樋形状で排水を受け、高さを抑えた角管で横引きした後、干渉物を避けた位置で鉛直方向へ切り替えて導水しています。

受樋・横引管の形状を見る

既設排水桝から流下する水を受けられるよう、流末部を覆う受樋形状の天板プレート一体型排水装置としています。
 
受樋からは角管で横方向へ導水し、添架管等との干渉を避けた位置まで横引きした後、曲げ加工によって下向きの鉛直管へ切り替えています。
 
添架管と張り出し床版下面との間は限られた空間となっていますが、その中で可能な範囲の排水勾配を確保した形状としています。
 
また、施工時の位置ずれにも対応しやすいよう、既設排水桝から排水を受ける受樋部分は、必要な受け範囲に余裕を持たせた形状で製作しています。

固定方法:
受樋部ではアンカーを使用せず、地覆側面からの吊り下げ金具で支持

受樋付近ではアンカー施工が困難なため、排水装置本体を直接アンカー固定せず、地覆側面に取り付けた支持金具から吊り下げて固定しています。

支持金具・位置調整方法を見る

支持金具の取付部については、アンカー施工が可能な地覆側面にベース部を設け、そこから排水管を吊り下げる構造としています。
 
また、支持金具は地覆側へ固定するベース部と、排水管を支持するプレート部を分けた構造とし、施工時に若干の位置調整ができるようにしています。
 
このように、排水装置を設置したい位置そのものにアンカー施工ができない場合でも、固定可能な位置まで支持方法を変更することで設置を検討できます。
 
受樋と既設構造物との隙間については、現地でシール材を施工して止水しています。

排水形状だけでなく、施工可能な固定方法まで含めてご提案

橋梁補修では、排水管の経路を考えるだけでなく、「どこにアンカーを施工できるか」「支持金具をどこへ設置できるか」といった施工条件まで考慮した形状検討が必要となります。

形状変更・支持方法の提案を見る

既設添架管や鋼製ブラケット等との干渉により通常の排水経路が確保できない場合には、受樋形状、角管による横引き、偏芯、曲げ方向などを組み合わせて排水経路を検討します。
 
また、排水装置本体の位置でアンカー施工が難しい場合でも、アンカー施工が可能な位置へ固定部を移したり、吊り下げ式の支持金具を採用したりするなど、現場で実際に施工できる方法を考慮して支持構造を検討します。
 
受樋の大きさ、排水管の断面・勾配、支持金具の取付位置や調整方法まで含め、既設構造と施工条件に応じた形状の提案・作図・製作を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。


※ CAD(二次元)準備中 → ご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。

※三次元CADデータは、構造や納まりの説明を目的として作成した参考モデルです。実際の現場とは形状・寸法が異なる場合があり、一部の構造を簡略化している場合があります。

現場・設置写真

天板プレート一体型排水装置をご採用頂きました。

添架管上の既設桝 流末からの排水を箱形状の受桝で受けています。固定は天板にあるアンカーと地覆側面からの吊り金具と桁からの金具で固定しています。

米原市 国道21号 にある橋梁に排水装置を採用頂きました。

(近似)製品写真、イメージ、図面

橋梁排水装置の図面、CADイメージ図面です

参考:調査時等、施工・補修前写真

橋梁の既設排水装置の腐食、漏水、破損、伝い水の写真

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