③-B-1. ステンレスについて ※ステンレス協会HPより引用

ステンレスの特長
鉄にクロムを添加していくとだんだんとさびにくくなっていきます。10.5%以上のクロムを添加し非常にさびにくくなったものをステンレス鋼といいます。ステンレス鋼は耐食性以外にも 耐熱性・加工性・強度など優れた特性を備えています。意匠性にも優れ、メンテナンスが容易であることも大きな特徴です。環境に対する社会の関心が高まるなか、100%リサイクル可能な材料として高く評価され、大変注目されています。

ステンレスの意味
ステンレス鋼は英語で「Stainless Steel」と言い、“さびにくい鋼”という意味です。従来日本では「不銹鋼」という名で呼ばれていましたが、最近では「ステンレス鋼」にほぼ統一されました。 ステンレス鋼は鋼材のJIS規格(耐熱鋼規格を含む)だけでも100種類以上の鋼種があり、さらに各社が開発した独自鋼種があります。これら数多くの種類のステンレス鋼がそれぞれ適した用途に使い分けられています。 名前の示す通りステンレス鋼は一般の鋼に比較すると極めてすぐれた耐食性を有する材料ですが、特定の環境、使用条件の下では「さびる」ことがありますので正しい使い方をする事が大切です。

さびに強いしくみ
鉄にクロムを添加するとクロムが酸素と結合して鋼の表面に薄い保護皮膜 (不動態皮膜)を生成します。この不動態皮膜がさびの進行を防ぎます。またこの不動態皮膜は100万分の3mm程度のごく薄いものですが、大変強靭で、一度こわれても、周囲に酸素があれば自動的に再生する機能をもっています。

TSステンレス排水桝」「高気密ステンレス排水管」はステンレス鋼の内「オーステナイト系ステンレス SUS304」を使用し製作しています。

オーステナイト系ステンレスについて
18クロムー8ニッケルのSUS304が代表的です。オーステナイト系ステンレスは一般に延性および靭性に富み、深絞り、曲げ加工などの冷間加工性が良好で溶接性も優れています。さらに耐食性も優れ、低温、高温における性質も優秀です。 これらの優れた性質のため、用途は広範囲にわたっており、家庭用品、建築用、自動車部品、化学工業、食品工業、合成繊維工業、原子力発電、LNGプラントなどに広く用いられています。 製品形状は薄板が最も多く、そのほか厚板、棒、管、線、鋳物など全般にわたり、製造量は全ステンレス生産量の60%を越えます。
析出硬化系: 熱処理(析出硬化処理)によって非常に高い硬度が得られるステンレスです。

③-B-2. 異種金属接触および対策について

電位差のある金属同士が電解質中で電気的に接すると電位差により電位の低い方の金属の腐食が促進する現象。例えばイオン化傾向の低い【貴な金属】ステンレスと、ステンレスよりイオン化傾向の高い【卑な金属】他鋼材が電解質中で接触することにより電流が流れイオン化傾向の高い他鋼材が腐食が生じる。腐食の速さは面積比によっても異なる。イオン化傾向の高い’大きな他鋼材’に’小さなステンレス’が接触しても影響は殆ど無いか、少ない。逆に’大きなステンレス’にイオン化傾向の高い’小さな他鋼材’では急速に腐食してしまう。
TSステンレス排水桝、高気密ステンレス排水管では主に下記の絶縁を施しています。

TSステンレス排水桝/高気密ステンレス排水管 絶縁(異種金属接触対策)例

・TSステンレス排水桝+SS400めっきグレーチング 絶縁例

・高気密ステンレス排水管+SS400めっき取付金具 絶縁例

・鋳物排水桝と高気密ステンレス排水管接続例

耐電蝕処理加工ボルト+EPDMを使用した例

溢水防止パッキンを使用した例

直接触れないよう排水管を大口径にした例


EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム):耐候性・耐寒性・耐オゾン性・耐老化性・溶剤性などに優れたゴムになります。
   EPDMのほか、FRPシートやシリコンゴムを使用した絶縁方法もあります。
耐電蝕処理加工:当社ではステンレスボルト等にラスパート加工(株式会社日本ラスパート製)等を施したものを使用しています。

 

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